この背景には何があったのでしょうか。
思わず調べちゃいました。
封神演義の世界において、世界は仙界と人界に分かれ、仙界はさらに、人間からなった仙人・道士達からなる崑崙山の仙道「闡教(せんきょう)」と、それ以外の動物・植物・森羅万象に由来する仙道「截教(せっきょう)」とに二分されていた。
人界では時は商(殷)の紂王の治世。名君と呼ばれた紂王はその心に兆した慢心から、女媧廟の祭祀において女媧への無礼にあたるふるまいを行った。すなわち、女媧は人間界のどの人間より美しい、この女媧が私のものであったら良いという意の詩を読んだわけである。この、紂王の「人」と「神」を混同した行動に女媧は怒り、千年生きた狐狸の精に紂王を陥れるよう命じた。狐狸精は、紂王の後宮に入ることになっていた美女、冀州侯の娘・妲己の魂魄を滅ぼしてその身体を手に入れ、紂王を籠絡し始めた。これ以降紂王は、妲己に操られるまま次第に暴政を行うようになっていった。
一方崑崙の偉い仙人達は、二つのことに頭を悩ませていた。一つは、本来いかなる命を奪わずとも済む彼らの身に悠久の時の中で積もり積もった「殺劫」をいかに晴らすか、と言う問題。もう一つは、仙人の落ちこぼれや卓越しすぎた能力を持つ人間など、仙人と人間の狭間に増えすぎて両界の境界を曖昧にする存在をどう処遇するか、という問題であった。
それに対し崑崙の上仙は、ある恐るべき作戦を立てる。それは人界の混乱に乗じ二つの問題を一挙に解決する方法……すなわち仙人や人間達を一旦「整理」してその魂魄を集め、仙・人両界の間に新たに「神界」を作って神として封(ほう)ずる、「封神計画」と言うものであった。その対象となる者達三百六十五名を策定し「封神榜(ほうしんぼう)」という一覧表に選び上げた崑崙の上仙は、崑崙の道士の一人であった姜子牙……後の太公望を、その執行者として人界に遣わした。
斯くして殷代末期の殷周革命の動乱を舞台に、四不象(中国読みスープーシャン、日本語読みシフゾウ)に乗った姜子牙(太公望)がまきおこす殷周両国の間の戦乱、ひいては闡教と截教の対立が描かれながら、数多くの仙人、道士の魂魄が封神榜の掲げられた「封神台」へと飛んでいくこととなる。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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